システム インテグレーション
2024.08.06
ETLツールを使った様々な活用方法
大手情報関連機器販売業
システム構築・スクラッチ開発
情報関連機器販売業
導入を検討した背景
お客様の業務改善を目的として、新基盤システムの立ち上げと旧システム群の統合が決定されましたが、システムの移行にあたって新基盤システムの仕様に合わせた初期データの作成、残存する旧システム群からのデータ移行が必要となりました。
導入について
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- NSKが行ったこと①導入
- 20以上に及ぶ旧システム群やユーザ部門からクレンジングされてきた様々な形式のファイルが混在していましたが、業務停止を出来る時間もあまり取れないためスピーディな移行作業が求められていました。
複数のデータソースを扱うことに長け、億を超えるような大量データを扱うことが出来るETLツールは今回の案件の最適解と言えます。
弊社では、これらすべての移行を行うために必要となる約100本にも及ぶプログラム開発支援や、移行本番ではジョブの実行、データ後の確認作業などを担当しました。
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- NSKが行ったこと②運用
- グラフィカルベースのツールのため、処理の流れが分かりやすく、ローコード開発が出来るため、短期間・低コストでの開発が可能であり、日々のバッチ処理を行うのにも高い適正があると言えます。
現在は200本以上のバッチや連携処理が稼働しており、新たに発生した要件に対応するための新規開発、各ジョブの監視、インシデントの調査/対応/改修など総合的な支援を行っています。
効果について
処理の流れがわかりやすくなったことでエラーやデータの不具合があった場合にも原因の特定がしやすくなりました。
さらに、原因の分析が容易になったことで根本的な原因が判明したものもあり、仕様や業務の変更を行うことでエラーやデータの不具合が発生しないようになりました。