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ニュースレター コラム 2025.11.12

SAP Cloud ERPコラム ”第4回:Fit to Standardとは? SAPで実現できる“新しいERP導入の常識”

第4回:Fit to Standardとは? SAPで実現できる“新しいERP導入の常識”

従来のERPは「自社業務に合わせてカスタマイズ」が前提でした。その結果、導入の長期化・運用負荷の増大・システムの複雑化を招き、変化に対応しづらい“重たい基幹システム”になりがちでした。
SAPが打ち出す逆転の発想、「業務を標準プロセスに合わせる」= Fit to Standard です。

Fit to Standardとは?

従来のアプローチでは、個別要件に合わせてカスタマイズを積み上げるため、稼働後の改修や教育も含めてコスト・時間・リスクが増加しがちでした。Fit to Standard は、標準プロセスを起点に「標準に業務を合わせる」ことで、導入・運用の負荷を劇的に抑えつつ、将来の変化にも備える考え方です。

SAPだからこそ実現できる理由

40年以上の業種別ベストプラクティス

製造・流通・サービスなど多様な業界で検証された 実務で使える業務モデル を標準として提供。

導入フレームワーク「SAP Activate」

従来の「要件定義中心」ではなく、導入目的・期待効果の明確化からスタート。

最小限カスタマイズ × 定期的な機能強化

カスタマイズを絞ることで、年2回の自動アップデートにも柔軟に追従。常に最新状態を保ちながら標準を進化。

Fit to Standardによって得られる価値

  • 導入期間を大幅に圧縮: 従来12〜18カ月 → 約10カ月前後
  • 業務の共通化・標準化: 属人化を解消しやすくなり、教育・引継ぎも容易
  • 運用負荷・人材依存を軽減: システムが経営の足かせにならない
  • 将来変化への強さ: 事業再編・新規事業・海外展開などにも対応しやすい柔軟性

コストの“予測可能性”が向上: 突発的な改修費やアップグレード費が抑制され、TCO全体を最適化。

🚨 「SAP=高額・複雑」という先入観は、Fit to Standard によって大きく変わります。
標準起点で“戦略的かつ現実的なERP導入”が可能になります。
Fit to Standard 徹底理解ガイドのダウンロードはこちら

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