2019年
賀正
日本ソフトウエアニュースレター Vo.21【新年号】

働き方改革から見た第四次産業革命

今年のキーワードは IoT AI BigData RPA

猪さん
雲野 蔵人

今年の干支。野生。

日本ソフトウエアの仮想社員。最新のIT事情なら蔵人さんにおまかせ。

第4次産業革命という言葉。
皆さんもどこかで耳にしたことがあるかと思います。

その発端は2011年にドイツ政府が推進した国家プロジェクト。
AI等の人工知能や、モノのインターネット化で知られるIoT等の技術により、人間が指示を出し作業を行う業務構造を、コンピューターが判断し機械が行動する社会に変えていくことが、第四次産業革命における1つのゴールとなります。

また、2018年は日本国内でも働き方改革関連法案が可決されました。
それにより本年は、国内企業においても第4次産業革命に向け、様々な改革が実施される見込みです。

これまでの産業革命とは?

  • 第一次産業革命 18~19世紀初頭 蒸気機関、紡績機など軽工業の機械化
  • 第二次産業革命 19世紀後半 石油、電力、
    重化学工業
  • 第三次産業革命 20世紀後半 インターネットの出現、ICTの急速な普及
  • 第四次産業革命 21世紀 極端な自動化、
    コネクティビリティによる産業革命

産業革命の始まりは、18世紀後半の第一次産業革命まで遡ります。
イギリスで蒸気機関が発明され、軽工業の多くが工場化、機械化していきました。
続く第二次産業革命ではエジソンの電球や石油燃料による運搬技術の革新により、大量生産、大量輸送、大量消費の時代が到来。
第三次産業革命ではデジタル技術の進展と急速なインターネット化により、エレクトロニクス製品や工場産業などが更なる発展を遂げた。

産業革命の歴史を辿るとそれぞれの革命を経て、経済の構造や企業活動が大きく変化したと言えます。そして今後の第四次産業革命では、まだまだ大きなビジネスの変革が訪れることが現実になりつつあります。

(出展)総務省「第4次産業革命における産業構造分析とIoT・AI等の進展に係る現状及び課題に対する調査研究」(平成29年)

第四次産業革命と働き方改革

世界的に進められている第四次産業革命は、日本の働き方改革と多くの部分が重なります。
逆に言えば、世界の先進国でも働き方のスタンスが日本と同様に変わりつつあるのです。
第四次産業革命と働き方改革の根本は、どちらも「人」と「時間」の使い方を変えること。
そのために、今日まで様々なITや通信の技術が日々進化を続けています。

厚生労働省の掲げる「働き方改革」とは
(一部抜粋)

長時間労働の是正 雇用形態にかかわらない公正な待遇 柔軟な働き方がしやすい環境整備 ダイバーシティの推進 賃金引き上げ、労働生産性向上 再就職支援、人材育成 ハラスメント防止対策

特に〇の項目は、第四次産業革命の推進により
大きく解決に向かうであろう項目になります。

これからのビジネスを支えるIT技術

第四次産業革命を語るうえで欠かすことのできないITワード。
IoT、BigData、AI、RPA。その用語について改めて振り返ります。

IoT
簡単に言うと、時間とリソースに縛られない計測屋さん。 もう少し詳しく
BigData
情報屋。計測屋の情報はIoT化で膨大且つ幅広いものになる。 もう少し詳しく
AI
人の代わりに情報屋のデータを活用する。人工知能。 もう少し詳しく
RPA
人工知能の手足となり業務を実行する。ロボット。 もう少し詳しく

IoT・BigData・AI・RPAの関わり

様々な業務の中で根幹をなす、調査、蓄積、分析、実行のフロー。
例として、この基本的なフローはIoT・BigData・AI・RPAの活用により、その大部分を人の手から手放すことが可能になります。
人の抱える「疲労」や「ミス」といった不確定要素が存在しない上、実行可能な物量も非常に多くなるため、業務効率も格段に上がることが様々な分野で期待されています。

01 計測 アナログな計測は、人のリソース分以上は不可能

IoT化 IoT化で全てを自動化!
リソースに縛られず、機械的に計測!

02 蓄積 アナログな計測では計測者のリソース分の記録に

BigDataに IoT化された設備から常にデータを抽出。
様々な用途で活用可能な多量のBigDataに!

03 分析 データを取りまとめ、知見者が障害予測や課題を抽出

AIが分析・判断 AIの導入で大量のBigDataの分析も
自動化され迅速に
RPAに対しては頭脳の役割も果たす。

04 活用 分析したデータをもとに施策を実行する

RPA導入 RPAの導入で機械的な作業の多くを自動化。
作業に関わる人的リソースを最低限に。
結果、人件費の削減やリソース活用の
見直しが可能に!

第四次産業革命と働き方改革に備えて

本年もよろしくお願い申し上げます。

おまけ なんで今年も蔵人さんが説明してくれたの?

私のことを知っているということは、昨年のニュースレター新年号もご覧いただいたということですね!ありがとうございます!

BigDataの取扱いには勿論、AI・RPA・IoTの導入には、これまでより大容量で汎用的な開発環境が必要になります!
そこで、活用されるのがクラウド上のデータベースや開発環境!
それらの兼ね合いから、私自身も最新のIT技術には常にアンテナを張っているのです!

クラウド化については、私が紹介する昨年の新年号の記事をご覧ください!

▼昨年の記事はこちらから

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